根管治療

診療時間
09:00~19:00
休診日
日・祝
ゼロムシバ023-646-0648

キービジュアル

経験と勘ではなく、
歯科用ルーペを利用し、
しっかり「目で確認」して治療する
根管治療。

院長

当院では、先端技術を利用した「根管治療(歯の根元の治療・神経の治療)」を実施しております。

虫歯が進行すると、歯の神経(歯髄)まで達します。こうなってしまうと虫歯菌が感染した神経を取り除き、根管(神経が入っている管)を綺麗に清掃してから被せ物をする治療を行います。

一見簡単な処置のように思えますが、「根管を綺麗に清掃する作業」は非常に困難を極めます。なぜなら、根管は非常に複雑に入り組んでおり、しっかりと清掃を行わなければ、「痛み」「腫れ」などの原因となり、「根尖病巣」という病気にもなるためです。下の画像ですが、「黒い部分」が神経の入っている管であり、この部分をしっかりと綺麗に清掃する必要があります。

CT

従来までは、「肉眼」でこの治療をしていました。
少し考えればわかると思いますが、「肉眼」ではこの細かい部分をすべて確認しながらしっかり作業することは不可能です。つまり、従来法の根管治療とは「勘」や「経験」に頼った治療で、時には再治療そして「抜歯」の選択を迫られることも多々ありました。

しかし、ルーペ(拡大鏡)を利用することで今まで見えなかったものが見えるようになり、しっかり目で確認しながらの治療が可能になります。ルーペ(拡大鏡)を含め、当院で実施している根管治療の特徴をご紹介いたします。

ルーペ

根管治療のご紹介

特徴1治療精度を飛躍的に高める「ルーペ(拡大鏡)」

ルーペ(拡大鏡)とは、その名の通り、治療部位を拡大する機器です。
根管治療においては、どれだけしっかりと問題部位を確認できるかが成功の成否を分けますので、成功率を上げるためには欠かすことができない機材になります。

ルーペ

下の画像は肉眼の視野とルーペの視野の比較になります。
どちらの方が精度の高い治療ができるかは一目瞭然ですね。

  • 肉眼で見た場合

    肉眼で見た場合

  • ルーペで見た場合

    ルーペで見た場合

当院でルーペを導入することにより、
「抜歯」という最悪のシナリオを避けられる可能性が飛躍的に高まりました

特徴2根管を傷つけず、正確に治療を進めるための「根管長測定器」

測定器

根管治療をする際、根管内の深さを正確に知る必要があります。
当院ではこの深さを把握するため、根管長測定器というものを利用しています。
これは根尖(根の先っぽ)までの距離が非常に正確に計測できる優れものです。

特徴3科学的アプローチによる「洗浄・殺菌」

次亜塩素酸ナトリウム

根管治療では、ファイルと呼ばれるステンレス製のヤスリのような器具で、根管内の汚れを削っていきます。

ヤスリで削ると細かな削りカスが出るのと同様に、根管治療でもファイルで歯質を削る際にカスが出ます。
このカスにはたくさんの菌が存在していますので除去しなければならないのですが、手用の器具では除去できませんので、ほとんどの歯科医院では除去せずに、空けた穴に蓋をして根管治療を終えてしまいます。

1度治療して完治したと思っていた箇所が、再度治療を行わなくてはならないのはこのためです。

この問題を解決するのが「次亜塩素酸ナトリウム」という薬剤です。 専門的な話になりますので詳細は割愛させていただきますが、簡単にご説明をしますと、これらの薬剤はファイルで生じた削りカスを溶かし、消毒することで根管内をクリーンな状態にし、病気の再発を防ぐものです。当院では、これらの薬剤を用いて根管治療を行っております。

技術を要する「歯根端切除術」の実施

通常の根管治療を行っても症状が改善しない場合は、「抜歯」の選択が一般的です。しかし「歯根端切除術」などの外科処置を実施することで、可能な限り歯を残す治療が可能となっています。

※ 歯根端切除術は、山形市内の提携医療機関で治療を行います。

歯根端切除術

神経を取った後の治療(根管治療)がうまくいかなかった場合、根っこの先っぽの方に「膿の袋」ができる場合があります。膿の袋があまりに大きい場合には抜歯になりますが、そうでない場合は、外科的に根尖(根の先っぽ)を切断すると同時に膿の袋を摘出する処置を行います。これを歯根端切除術と言います。

  • 歯根のう胞(膿の袋)
  • のう胞摘出し根尖を切除
  • 縫合

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